MSS-892-TR Afterrain GEKIRYU Special
【 二代目892 「 激流 」 スペシャル 】
大型鱸族専用設計
初代892、チタンフレームSiCリングガイド単体総自重9.2g。 二代目892、チタンフレームTORZITEリングガイド単体総自重4.0g。 その差マイナス5.2g。 56.5%の軽量化。 初代892、ロッド総自重172g。 二代目892、ロッド総自重143g(プロト)。 その差マイナス29g。 16.9%の軽量化。モーメントはそのままに現時点で可能な軽量化は全て施した。 その上で、性能は初代を上回る。
初代892のティップはフル30t、バットは30t+40tに対し、二代目892はティップに30t+40t、バットには30t+40t+46tをコンポジット。 初代892のアクションを継承させる為、マンドレルに変更は与えず、高弾性化でダルさを排除し、ティップ、バット共に 「張り」 「感度」 「反発力」が向上。 今まで以上に激流河川で攻撃的且つ繊細なルアー操作が可能となり、「MID STREAM」では手に負えない激流河川を全てカバーする。 厳密には、豪雨後や4m以上の干満差のある激流域はその流速が故に高比重系ルアーが主体となる為、シンキングミノー等での反転流や塩水クサビのヨレ場、バイブ・シンペン等での川底を転がしながら軽いジャークで喰わせる場面で、ブランクスのダルさを感じることなく操作が行えるように進化させている。 短絡的に進化と言ってる訳ではない、46tは「現場」で培ったデータが無ければそう容易く使える代物ではないからである。地域にもよるが、増水パターンには大型ラッシュの夢があり、アングラーを駆り立てる魅力がある。 その夢の場面で「現場」で鍛え上げられた、この「MSS-892-TR」が持つ驚異的な「粘り」と「情熱」を是非、激流ストイッカーに吟味して頂きたい。
豪雨後の大・中・規模激流河川にて大型スズキ族を狙い、中・大型ミノーからシンペンやバイブレーションの24g~31gを使いショートロッドを活かしたテンポの速いルアーの操作性を重要視し、テスト。 激流河川でルアーの水圧抵抗に負けないギリギリの繊細なティップとペンデュラムや振り子によるバイブ28gのフルキャストが可能で、ランカークラス(5kg以上)でしっかりタメが効き、足場を変えずに余裕をもって片手で寄せることのできる強靭な粘りのあるバットを設計。
【モデル:MSS-892-TR】
・長さ:8'9"
・継数:2本
・ライン:Max_PE 2.0号/Best_1.5号
・ルアー:Max_40g/Best_ミノー21g・バイブ28g
・ウエイト:156g