MJS-872-TR Wangan DRIFT Special【 二代目872 「 湾岸ドリフト 」 スペシャル 】
湾岸湾奥専用設計
初代872、チタンフレームSiCリングガイド単体総自重4.9g。 二代目872、チタンフレームTORZITEリングガイド単体総自重2.7g。 その差マイナス2.2g。 44.9%の軽量化。 初代872、ロッド総自重140g。 二代目872、ロッド総自重127g(プロト)。 その差マイナス13g。 9.3%の軽量化。 モーメントはそのままに現時点で可能な軽量化は全て施した。 その上で、性能は初代を上回る。
初代・二代目872共にティップ30t+40t、バット30t+40t+46tをコンポジットしている。 初代872のブランクス設計からバットに46tを搭載し始めており、TRブランクスの設計基盤を造ったロッドともいえるこの初代872をマンドレルテーパーの見直しを図り、若干ではあるがテーパーをUPさせ、ティップ、バット共に「張り」「感度」「反発力」を「MJLS-882-PE」のレベルに引き上げている。 リミテッドと違うのは、たった一種類の材料と製法のみ、この違いが、TRとリミテッドの決定的な差となっているのだが、その決定的な差は「超反発力」か否かであり、この性質は使い手を極端に選ぶ為、二代目872TRは言わば「使い易いリミテッド」に設計したと思って頂ければ話が早い。 港湾域で多用する5gシンペンから21gバイブを得意とし、アベレージの50cmクラスのバラシを軽減させ、80cmオーバーのランカークラスに余裕をもって対処できるバットパワーを併せ持つ。 そして、サブネームの「ドリフトスペシャル」は、フルキャストでギリギリ届く潮の流れに、シンペンを流しながらヨレ場や明暗にルアーを合わせ込み、極小のアタリであろうとも、フッキングできるブランクスに設計。 18gバイブと21gシンペンの「流し釣り」を最も得意とするこの二代目872TRでスレきった港湾鱸を是非、攻略して頂きたい。
港湾・湾奥・運河・干潟・小規模ゴロタサーフ等で極小アタリをフッキングできる操作性を重視、中型ミノー中型シンペンによるサヨリパターン、中・小型バイブ・シンペンによるハクパターン、中・小型シンペンによるバチパターン、4g~7gのジグヘッドワームによるデイゲームにてテスト。 5gシンペン~18gバイブ等で一瞬のアタリをフッキングできるティップと中・小型鱸のバラシ防ぎ、ランカークラスをストラクチャーから引き剥がせ、余裕を持ってコントロールできるバットを設計。
【モデル:MJS-872-TR】
・長さ:8ft 7in
・継数:2本
・ライン:Max_PE 1.2号/Best_0.8号
・ルアー:Max_28g/Best_ミノー17g・バイブ15g
・ウエイト:139g